土佐電気鉄道 200形(201~221)は1950~57年にかけて製造されました。
201 ~05(1次車)は日立及び帝国車両、206~10(2次車)及び211~14(3次車)は日立、215~(4次車)は自社工場での製造です。
冷房車・非冷房車/パンタグラフ車・Zパンタ車/間接制御車・直接制御車とバラエティーに富んでいます。
すなわち201.02は1980年に冷房改造されましたが、203~は未施工。
201 ~ 210、217、218、221はZパンタ、211~216、219~220はパンタグラフ。
211・212・219 ~ 221は間接非自動制御(HL)それ以外は直接制御車。
という具合です。
台車も6つの型式が混在していますので、当然、車体寸法・自重・定員も車両によって違いがあります。
なおHL車は600形同様、安芸線との直通運転に使われていましたが、安芸線の廃止後は他車と性能を合わせ、連結器も外されています。
201・202・204・205については車体更新され、前面中央窓が拡大されるなどスタイルも大きく変化しています。
203は1971年の事故により、215と220は2005年の事故により廃車。
2014年現在15両が在籍します。