2000系は1962年に営団地下鉄日比谷線直通運転に合わせてデビューしました。
営団の意向を踏まえて、同じく直通運転を行う東急7000系、営団3000系とともに18m車となり1961~62年に4連固定×10本製造されました。
DRC譲りのMM'ユニットによる全電動車仕様およびカルダン駆動方式を採用しました。
主電動機もDRC1720系と同じTDK-824。もちろん歯車比は6.31と高くトルク重視です。起動加速度は3.5 km/h/sとなっています。またブレーキは電制付き電磁直通ブレーキ (HSC-D)です。
営団の読みは外れ、需要は急増、当初は4連だったのが最終的には8連に長大化、1971年までに8連×20本=160両が新製されました。
1988年に冷房付きの新型20000系を投入することになり1993年引退することになりました。
2080系は1988年に野田線の3000系を置き換えるために改造されたものです。
最後に増備された比較的新しい2000系中間車を先頭車化改造し一部は電装解除などがなされ6連に組み直されました。
故障が頻発、また冷房が付いていないことから乗客にも不評で、改造は2編成でストップ。改造後わずか4年の1992年に姿を消しました。
種車の2000系よりも早く消滅したということになります。