7600系は、オールMであった7000系を MT比 1対1とすることでデビューした経済車7200系(1967年製)が母体です。さてその7200系を目蒲・池上両線に転用する際、MT比1:1の6両編成から2:1の3両編成に変更したため、クハ7500形が余剰となってしまいました。そこで、これらを電装して新たな編成を組成しなおしたのが7600系です(1986年改)。当初、デハ7600-デハ7650の3ユニットが改造され、7200系と3連を組みました。以後デハ7600はクハに、7200系だったクハ7500がデハ7650となるなどの変遷を経て③×3本の9両が7600系として活躍しました。