1962年、米バッド社と東急車輛製造との技術提携より製造された日本初のオールステンレス車両です。134両が東急車輛で製造されました。
1964年からは日比谷線への乗り入れを開始しました。
7000系がオールMの高性能車となったのは
地下鉄線内でのハードな使用を考えてのことです。
基本は4連。先頭車(Mc)であるデハ7000型と中間車(M)であるデハ7100型でそれぞれユニット(奇数+偶数)を組みます。中間車ユニットを追加して組み込むことで6連~8連と長大編成化してゆくわけです。1000系の登場により1991年には日比谷線直通運用から撤退しました。
最後に残った「こどもの国線用」の2連も、同線の通勤線化に伴って1999年に姿を消しました。このように7000系としては東急線から姿を消しましたが
1987年から1991年にかけて56両がVVVFインバータ制御化・冷房化・台車交換などを行って7700系へと生まれ変わったほか、
76両が1988年から1991年にかけて5つの地方鉄道に譲渡されています。