札幌市電210形(211~216)は1958年12月に登場しました。同年4月にデビューした330形をモデルにした「札幌スタイル」と呼ばれる丸いデザインの道産子電車です(札幌綜合鉄工共同組合製)。旧110形・120形の主要機器を流用して製造されました。よってモータの出力は控えめです。215・216が1989年3月に廃車。残り4両もA1200形と入れ替えで引退の予定です。