西武は、「質より量」と後ろ指を指されながらも戦後徹底して、旧型国電のリユース、リサイクルを行いました。ここで取り上げた351系、551系も、新造とはいっても足回りはツリカケ駆動でMT-15系モータ、制御器は電空カム軸式CS-5 ブレーキはAM系電磁自動空気ブレーキ、、台車はTR-14A(Mc)、TR-11A(Tc)とその足回りは旧型国電をそのままリサイクルしたというものでした。1972年以降、エアサス台車のFS-40に取り替えたものもあらわれます。詳細は各ページに記しました。
撮影場所:武蔵境
571系411系2連が401系化(新性能化)され本線の増結用にまわったため、その不足を補うため1978.79年に中間車であったモハ571・サハ1571を先頭車改造したもの。クモハ571+クハ1571となり2連の新系列に区分されました。台車もFS40に改められました。88年に形式消滅しました。