1980年代、西武鉄道には1920年代に日本へ輸入された黎明期の電気機関車が現役で活躍していました。今から思えば、本当に凄いことです。加えて、民鉄が所有する電気機関車としては最大級となるE851形も秩父線で大活躍していました。平成22年春、前述のオールドタイマーを淘汰することとなったE31形が姿を消しました。「えっもう…」と思ったのですが、彼らも生まれて4半世紀近く経っているのですね。時の流れの速さを感じます。
撮影場所:所沢
西武鉄道 E51形電気機関車 1923年 鉄道省が輸入した旧1020形。ブラウンボベリ(BBC社)製E51 - E52 計2両直流600/1200/1500Vの3電圧に対応する複電圧対応車(新造時)1950年廃車になった国鉄ED12形2号機を譲り受けてE52形 となった。、E52は1987年廃車、横瀬車両基地に静態保存されている。