かつて西武といえば、101系などの3扉車が主力でしたが、4扉化を進めるため、
101系・701系の走行機器を利用して4扉20mの車体を新製したものが9000系です。
1993~99年に10連×8本=80両が所沢車両工場で新製されました。
ですから制御器は旧式の抵抗制御で、抑速ブレーキは省略されました。
車体は新2000系と似ていますが、サービス設備は6000系同様に車内案内表示器、車いすスペースなどが設けられました。外観上も違いがあります探してみてください。
なお、2003年よりVVVFインバータ(回生ブレーキ付)制御化工事がなされ、2007年度には全編成の改造が完了しました。
新宿線で使用された時期もありましたが、現在は全車池袋線用となっています。