5030系は1998~95年に登場しました。山陽初となるVVVFインバータ制御(CDA964:IGBT・個別制御)のアルミカーです。
1998年の「直通特急(姫路-阪神梅田)」運転にあわせ導入されました。
主電動機も富士電機製MLR105(170kW)と125kwからパワーアップしています。
なおブレーキは5000系と同じくナブテスコHRDA-1(電気指令式ブレーキ)です
5000系はMM’ユニットが基本でしたが5030系では1M車5250形を追加、6連でもMT比を1:1としました。
転換クロスシートは5000系の2-2配列から2-1配列に変更されました。
6連×2=12両が製造されたほか、5000系の6連化用に中間車ユニットを4本追加しています。