モボ301形は、主要な機器を手持ちの予備品でまかないましたが、1971年に新造された車両です。2014年現在、嵐電において最も古い車両となります。制御器は、電空カム軸式総括制御、主電動機はSE129B(44.8kW)×2、もちろん吊り掛け駆動です。1975年にポール集電の廃止に伴い集電装置をZ型パンタグラフに換装しました。また1990年に冷房化されています。301は2007年に休車となりましたが2008年3月に嵐電天神川駅開業に伴い復帰しています。