P3 阪急電鉄 京都線 2300系 更新車

阪急2300系は、1960年に登場した京都線の通勤車です。神宝線の2000系とよく似た兄弟車ですが、当時、神宝線の架線電圧が600Vだったのに対し京都線は1500Vだったため、2300系は当初から1500V仕様となっています。抵抗制御車ですが定速運転が可能であり、オートカーとも呼ばれていました。S56-60にかけて車体更新。冷房改造工事を行いました。同時に制御器を7300系と同じ界磁チョッパ制御へと変更し、現在も活躍中です。阪急電車の基本デザインともいうべきその車体は今もなお古くささを感じさせません。
ただ、9300系が登場した事で6300系に嵐山線用リニューアル車が発生し、これにより嵐山線に走っていた方向幕なし車は運用を離脱しています。(2301F:2005年11月廃車)

アット・ニフティ アット・ニフティ会員に登録
ウェブサイトの利用について 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation