京成3150形は、
1963年に4連固定×11=44両が製造されました。
非冷房、片開きの赤電では最後のグループとなります。
製造時より4両固定編成としたことが最大の特徴で、中間電動車が登場しています。
うち3191Fは、セミクロスシート車として登場しました。
(1974年にロングシート化)
台車・駆動装置・モーターについては兄貴分と同様、2パターンで
3151~62・3183~3194が汽車製KS116C台車
・TDカルダンで東洋電機製TDK-810/4Fモーター、
その他は住金製FS329C台車
・WNカルダン・三菱電機製MB-3028-Eモーター、となります。
新赤電塗装でお色直ししたのは1980年。
更新が開始されたのは1983年(3067 - 3070)からです。
同時に冷房化も実施されました。
1993年からは、車体塗装を標準色に変更しています。
1995年には、66F、70Fが北総開発鉄道にリースされ7050形となりました。また
1997年以降、千葉急行にリースされるものもあったのですが、変化が早すぎていずれも撮影はできませんでした。
2003年、北総開発鉄道7050形の廃止をもって3150形はその姿を消しました。