岡山電気軌道にはフラッグシップともいうべき高性能車が存在します。
9200形です。愛称であるMOMOのほうがイメージしていただけるのではないかと思います。ボンバルディア社のブレーメン形超低床電車を基本に、車体や主要機器等は、アドトランツ(→ボンバルディア)製の標準パーツを組み合わせたもので、ユーロデザインのスマートな電車です。
1次車(9201、愛称:MOMO)が2002年に新潟鐵工所で、
2次車(1011、愛称:MOMO2)が2011年に新潟トランシスでそれぞれ製造されました。
2018年に製造された3次車(1081)は、 MOMOとは、全く異質の観光電車です。
正式名称は「おかでんチャギントンリアル電車・ウィルソン/ブルースター号」。
「リアル」の名が示すとおり、
イギリスの鉄道アニメ『チャギントン』の世界をリアルに再現しています。