路面電車を除けば、VVVFインバーター制御車の嚆矢となる20系。
その先行量産車となる01Fは1984年3月に登場しました。
(1985年に02~05Fが、1989年には06・07Fが登場。)
2004年より直通運転をする近鉄けいはんな線と性能を合わせるため、ワンマン・高速化改造が近車にて行われ、その際VVVF素子をGTOからIGBTへの変更しました。ただVVVF装置の箱はそのままです。
2006年3月の近鉄線内95km/h運転開始までに20系はすべてリニューアルされました。
同じく2004年より谷町線用の20系30番台(31~39F)が中央線に転属しています。
30番台にも高速化改造がなされ0番台へ編入されました。30番台は形式消滅したことになるのですが、車番変更は行われていません。
01Fは2014年に廃車され、大阪メトロには15編成が継承されています。