西日本鉄道313系は、1952年に大牟田線用にデビューした非貫通(2連×4)のツリカケ駆動の電車です。1977年に台車をDT12、TR23に、(モータはMT15C (104kW))に取り替え宮地岳線に転属しました。1984年から順次車体更新が、1986年からは冷房化改造もなされています。
1992年には、カルダン駆動に改造されています(314Fをのぞく)。
台車は西武701系のFS-342を譲り受けて流用しました。ただ制御器が1C8M方式だったため、ク363形を電装しモ363形としています。(実際は1C8Mでモータを6コ使用)
2007年まで4編成とも宮地岳線で使用されてきましたが、4月に西鉄新宮 - 津屋崎間が廃止となったことで、現在残るのは315Fのみです。