西鉄という鉄道会社はその成り立ちが様々であることから、電車の車番も重複することが多く複雑です。ここで取り上げた500形は北九州線のものですが、福岡市内線にも500形が存在しました。また同じこのページで取り上げている560形ですが、これはもともと福岡市内線の車両でした。1975年の福岡市内線一部廃止で561~93を移籍させたものです。ちなみに560形は561~608まで存在しました。ですから、もし601から608も移籍してきたなら、北九州線の600形と重複することになったでしょう。
撮影場所:砂津
西鉄北九州線 560形 589昭和25年 近畿車輛製 半鋼製車体11.060×2.394×4.100 16.3tツリカケ駆動 45kw×2 台車;K-10(ウイングバネ) 定員80人