西鉄は2014年に太宰府観光活性化を目的とした観光列車「旅人(たびと)」をデビューさせました。
8000系の外部塗装を淡いピンク色の麻の葉文様地に太宰府の様々な風物のイラストを組み合わせたデザインに変更。イメージを一新しました。
内装も車両ごとに違うテーマになり
1号車は貝合わせ…縁結び
2号車は七宝…家内安全
3号車は波兎…安産
4号車は矢羽根…厄除け
5号車は亀甲…健康長寿
6号車は梅…合格
と太宰府天満宮にあやかっておめでたい列車に仕上がっています。
また3号車は、太宰府の物産品が展示されるスペースとなり、記念スタンプも設置されます。乗車するに当たって予約などは必要ありません。特別料金も不要です。気楽に乗れるところがいいですね。
なお「旅人」の愛称は、大宰府の地においてで多くの和歌を詠んだとされる万葉歌人・大伴旅人にちなむもので、これは太宰府天満宮の宮司さんによる命名だそうです。