大牟田線(当時)の特急用として、使用されていた2000形(1973年~)を取り替えるべく、1989年デビューしました。 福岡(天神)~大牟田間75kmを約1時間で結びます。特別料金無用の特急車ですが、転換クロスシート(車端部はロングシート)車でスライド式カーテンも豪華な雰囲気を漂わせています。しかし、普通鋼製車体で抵抗制御と当時としても新鮮みに乏しい一面は否めません。JR九州の発足(1987年)により、急遽、鹿児島本線に対する競争力を強化しなければならなかった事情が影響していると思われます。