P6 西日本鉄道 天神大牟田線 2000形

西鉄2000形は大牟田線の特急用として1973年デビューしました。
転換クロスシート車で冷房装置も採用するなど従来の1000形からは大きくグレードアップ、塗装も目の覚めるような鮮烈なイエローで、まさに西鉄の新時代を象徴する看板車両となりました。
しかしJR九州の発足(1987年)により、急遽、鹿児島本線に対する競争力を強化しなければならなかった西鉄は特急用の新車8000形を1989年に新造。哀しいかな15年ほどで特急の座を明け渡すことになります。
急行用への格下げ改造が実施されることになった2000形は改造により中間部に扉が設けられて片側3扉となりました。(1988~91年改造)
2008年から廃車が始まり、2010年にその勇姿を見ることはできなくなりました。

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