南海初の高性能通勤車。製造初年は1962年。東急車輛が米Buud社のライセンス供与を受け開発したオールステンレスの車体をもちます。南海本線7000系(スチール製)と同様の車体で片開き戸に旧態然とした側窓は時代を感じさせます.しかし、強力なモータと超多段式バーニア制御を装備する高性能車で、2世代後の6200系とも性能では遜色はありません。
撮影場所:新今宮
米Buud社のライセンス供与を受け開発したオールステンレスの車体に加え、オリジナル車では外部に露出したディスクブレーキのローターが印象的なPⅢ台車をはいていました。85年の更新工事の際、冷房化による重量増加に対応できないため、S形ミンデン台車に換装されています。TS-702/*T → FS392/092