南海初の高性能通勤車。製造初年は1962年。東急車輛が米Buud社のライセンス供与を受け開発したオールステンレスの車体をもちます。南海本線7000系(スチール製)と同様の車体で片開き戸に旧態然とした側窓は時代を感じさせます.しかし、強力なモータと超多段式バーニア制御を装備する高性能車で、2世代後の6200系とも性能では遜色はありません。
撮影場所:新今宮
サハ6601形は、1985年冷房改造を伴う車体更新の際、サハ6801形を改番したものです。ただし、見ての通りこの6610だけが、クハ6901形を改造、改番したものとなっています。