南海高野線 特急「こうや」用31000系は
1999年に登場しました。好調な特急「りんかん」の増備車として、また製造後15年を迎えた30000系「こうや」の更新時期に合わせ「こうや」の運休を解消するため製造されたものです。貫通型で11000系「りんかん」と外観は似ていますが「こうや」として使用するため(橋本以南への乗り入れに対応するため)17m車となっています。
廃車となった21000系の制御器を改造、流用しているため、制御方式は抵抗制御となっていますが、この結果、31000系に合わせて30000系・11000系にも併結対応改造がなされ、「りんかん」「こうや」を8連化が可能となりました。
4連×1本(モハ31001-モハ31100-モハ31101-モハ31002)のみの在籍です。