南海電気鉄道12000系は、南海本線の特急「サザン」の指定席車両です。
として使用されている10000系を置き換えるべく2011年製造されました。
グレードアップした設備にふさわしく「サザンプレミアム」の愛称が付けられています。
ただし足回りは特急「サザン」の自由席車にも充当されている8000系と同様です。
すなわちモータは三菱製MB-5091A2形(180kw)。
制御装置は、日立製のVVVFインバータ制御(IGBT素子)を装備しています。
台車もモノリンク式ボルスタレス台車SS-177系。
ギヤ比(6.53)も最高速度(110km/h)も8000系となんら変わりません。
車体もベースとなるのは8000系です。