かつて特急「こうや」用30000系を使用した「なんば-橋本」間の特急が運転されていましたが、これが好評だったことから、1992年に橋本以北でのみ運行する特急「りんかん」用として投入された20m車が11000系です。
南海線10000系サザン(2次車)を基本としたスチール製の抵抗制御車で貫通型の車体、塗装も同じとなるなど、デビュー当初、目新しさは感じられませんでした。
2000年には乗客増に対応して「りんかん」を8連化、その際、増結する30000系、31000系と統一、白地に赤帯の塗装となりました。
2015年12月には、泉北高速鉄道の特急「泉北ライナー」に起用されました。
2017年1月には、泉北高速鉄道が新型特急車両(12000系)を導入、一旦は運用から外れましたが、同年8月泉北ライナーの増発に合わせ復帰、塗装も改められました。