東京メトロ 千代田線用6000系 6001F(旧営団6000系2次試作車)は
1次試作車(3連:1968年)の結果を踏まえ、1969年に6連(オールM)で登場しました。
1971年の千代田線 大手町 - 霞ケ関間の開業に合わせ量産車を本格投入するための先行量産車といいう位置付けです。
車体は製作時における艤装の容易化やデザインの見直しなどがなされ、重量も5.0tから4.3tに軽量化されました。チョッパ制御装置は三菱製を2台、日立1台を搭載しました。モータは出力145kWです。東西線で試験運転を実施しました。
1970年に量産化改造され、千代田線・常磐線用CS-ATC、列車無線などを追加、
1971年千代田線での活躍を開始しました。
その際、T車4両を組み込み、併せて6011 - 6016から現在の車番に改番されています。
1994年に冷房化改造が施工され、
1999年には車体更新。制御装置もVVVFインバータ制御(IGBT 3レベル1C2M4群制御)に、あわせてモータも160kWの交流モータに交換されました。