6000系は1968年から1990年まで
試作車・量産車あわせて36編成353両が製造されました。
回生ブレーキ付サイリスタチョッパ制御装置を世界で初めて採用した画期的な車両で、
省エネルギー車両の先駆けとなるアルミ車両です。
前面は非対称となる斬新なデザインを持つ車両となりました。
「耐用年数40年以上、新技術の導入、保守の容易化、車両の軽量化」を設計の基本としているわけですが、21世紀となる今もなお、陳腐化していません。
一方で、冷房化や制御装置の換装などがなされ、
デビュー当時とはその姿を変えています。
ここでは、オリジナルの制御器で奮闘していた4次車23Fと同じチョッパ制御ですが、
新型のGTOチョッパに換装した10FをUPしました。VVVF装備車は01Fのページをご覧ください。
さて 長年にわたり千代田線の主力車両として運用されてきた6000系でしたが、
後継車16000系の登場により、2010年から廃車が始まり、その一部はインドネシアにその活躍の場を見いだしています。