1000系は、2011年にデビューした銀座線用の車両です。
台車に住友金属工業が新たに開発した自己操舵機能付きモノリンク式ボルスタ台車(SC101)を採用しました。
操舵台車は、自動車がカーブに沿ってハンドルを切るように、車軸が自動的に舵を切る仕組みです。特にカーブの多い銀座線における振動・騒音の低減化が期待されます。
また1000 系では、東洋で初めての地下鉄車両である旧 1000 形を彷彿させるレトロなデザインを採用しました。
東京メトロでは、2013から16年度にかけ37編成を追加、銀座線の01系をすべて1000系に置き換える予定です。なお、1000系は全て日車製となる予定です。