06系は千代田線の輸送力増強のため1993年にデビューしました。
メインテーマは"Gentle & Mild"。「人や環境に心を配り、おだやかで上品であること」
有楽町線用の07系とともに21世紀の地下鉄車両の基本モデルと位置づけられました。
07系と基本的な性能はほぼ同じです。
日本の鉄道車両で初めて制御素子にIGBTを用いた VVVFインバータ制御車です。
(1C1M制御3レベル方式)
モータは205kWと強力です。MT比は 4M6Tでありながら、
6M4T の6000系と同等の性能を確保しています。
しかし07系とは違って1編成(10両)しか製造されませんでした。