名古屋鉄道 瀬戸線 HL車 3730系 3752F② ク2750形 2752

撮影場所:喜多山
3730系は 1957年に旧型車の 走行機器を流用して製造した3700系HL車をベースに1964年、車体の仕様を変更した2扉車です。高運転台や1,400mm幅の両開き扉を採用したことが大きな特徴です。
名古屋鉄道の3730系3770系3780系は、いずれも旧型車の 走行機器を流用して製造したもので、間接非自動制御、すなわち手動加速のHL制御であることからHL車と呼ばれます。もちろん吊り掛け駆動です。
また流用されたモータの出力は75kWと低く、加えてMT比も1:1ですから
軽量車体をしても性能面ではかなり見劣りするものとなっています。
とくに冷房付きの3780系は重量が重い分、列車ダイヤの足を引っ張ったようです。
瀬戸線には1978年の昇圧時に3770系2両と3780系20両全車が移籍しました。
その後、3770系(12両)全車と3730系8両が瀬戸線に転属しています。
3770系・3730系は1990年にまでに全車引退、姿を消しましたが、
3780系はHL車唯一の冷房車でもあったことから、1996年5月まで活躍しました。
撮影場所:喜多山
3730系は 1957年に旧型車の 走行機器を流用して製造した3700系HL車をベースに1964年、車体の仕様を変更した2扉車です。高運転台や1,400mm幅の両開き扉を採用したことが大きな特徴です。