P2 名古屋鉄道_2000系 中部国際空港アクセス特急「ミュースカイ」

名鉄2000系は2004年に中部国際空港へのアクセス用特急「ミュースカイ」としてデビューしました。
洋上空港へ向かう特急車として、「空と海」をイメージ、「青と白と水の透明感」をコンセプトとした青系のデザインを取り入れ、また空港の愛称である「centrair」のロゴを随所に用いています。2編成を連結して運用することに備えて貫通扉を設けました。
特急車でありながら、大きな荷物を持った旅客が利用しやすいように両開きドアを採用しているのも大きな特色です。
曲線の多い常滑線を高速走行するため、空気バネを用いた「車体傾斜装置」を採用していることも見逃せません。車体を2度傾斜させることで曲線通過速度を既存車に比べて5~15km/h UPさせています。
制御方式は、VVVFインバータ(IGBT)で、モータの出力は170kw/hです。
2005年には早くも輸送力増強を図るため、中間車を追加新造。
3連×10=30両から4連×12=48両に増強し現在に至っています。
ただ1両に搭載するモータは軸単位配置されていますので、4連化の際でもMT比は1:1と変化はありません。

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