6000系4連の増備はMMユニットの6500系に変更されましたが、
2連は6000系の1M方式を継承し、界磁添加励磁制御に回生ブレーキ付とバージョンアップした6800系としてデビューすることになりました。
1987~92年にかけて、2連×39=78両が製造されました。
1M方式であることから6000系の増備車とされることもあるのですが、
外観・客室などは、6500系に合わせて変更されており、6500系の2連バージョンと考えた方が理解しやすいかもしれません。
6500系同様、初期車(01~08F)は「鉄仮面」デザインですが、6809Fからは大型の正面ガラスを採用した「ゴーグル」デザインに変わりました。側面が連続窓に変更されたのも、6500系の18F~と共通します。またセミクロスシート車(初期車)とロングシート車(後期車32F~)が存在し、セミクロスシート車については順次ロングシート化というのも同じです。