名鉄が岐阜市内線用に新製した都電6000形タイプの低床ボギー車です。1950年~に570形が、1955年~580形が、1957年~590形が導入されています。すべて直接制御のツリカケ駆動車ですが、580形と出力をUPした590形は美濃町線用に転用されました。
撮影場所:新関
名鉄590形は1957年に岐阜市内線用として日車でモ591~95の5両が製造されました。モ580形との外見的な違いは584で試用されたパンタグラフを採用したことですが、主電動機の出力も45kWに強化されています。そのパワーを活かすべく市内線から美濃町線用となりましたが、その際歯車比を変更しています。