8800形は1988年にデビューしました。1982年に製造された8200形に次ぐVVVFインバーター制御車となります。ただし、こちらはGTO-VVVFインバーター制御方式で、車内はオールロングシートになりました。客用扉が車両の前後に配置されているという点が大きな特徴です。姉妹都市に因んだ「サンアントニオ」「桂林」という愛称が付けられています。
1993年に導入されたレトロ調車両は9300形ではなく8800形に分類されます。
足回りが共通であることからですが、車番は8803ではなく101となっています。
また扉位置は後ろから中央に戻されています。これを8800形とするのはちょっと無理があるような?
9200形は、1992年にデビューしました。8200形・8800形に続くVVVFインバーター制御車となります。8800形が前後扉であったのに対し、こちらは従来通りの前・中の配置になっています。制御方式はGTO-VVVFインバーター制御で、回生制動併用の電気指令式ブレーキを搭載。この点は8800形と同一です。1994年までに5両が製造されました。
なお9201号は姉妹都市にちなんで「ハイデルベルク号」となっています。