8500形は1985年にデビューしました。1985~86年に計4両がアルナ工機で製造された8200形VVVFインバーター制御車に準じた車体ですが、こちらは1200形の台車・走行機器類を流用した直接制御の釣り掛け電車です。台車の形状と前扉が折り戸から引き戸に変更された点が識別ポイントです。車内は8200形と同様、1人掛け転換クロスシートとロングシートを組み合わせたセミクロスシートとなっています。