1958~59年に東洋工機で製造された全金属製車で当初は200形と称していました。
1966年にワンマン化改造され、1200形1200~1209に改番されました。(1200は1210に変更)
モータは東洋電機製の38kW×2、台車は1201~1204・1210が近畿車輛製KD-201形、1205~1209は住友金属製FS-74形です。
特筆すべきは1200形(1202・1208)が日本で初めての冷房付き路面電車であるということです。1978年8月に冷房運転を開始しました。
富士電機と共同開発したFDA2225-1型は600Vの架線電圧で直結駆動する方式で
後に改良型(FDA2225-2型)を順次取付け1980年には改造工事を完了しました。
初期型を取付た1202と1208は、1985~6年 8500形に部品を提供し廃車となりました