近鉄9820系は5820系(L/Cカー)のロングシート系列です。2001年に登場しました。
1020系(6連)を「シリーズ21」に仕様を変更した後継車両ともいえるでしょう。
IGBT素子のVVVFインバータ装置を搭載していますが、5820系同様、メーカーは三菱と日立が混在しています。また、パンタグラフも同様、シングルアーム式の PT-7126と下枠交差式の PT-4811が混在しています。奈良線系用には6連×10本(9321F -30F)が配置されています。
2007年までに全編成に阪神線直通運転対応工事が行われました。
シリーズ21である5820系のみならず5800系、1026系など阪神線乗り入れ対応の6連と共通で運用されます。
ここでは、日立製VVVF搭載の22F(下枠交差形パンタ付き)と三菱製VVVF搭載の28F(シングルアームパンタ付き)をUPしています。
9020系は、9820系の2連バージョンです。