8400系は、8000系ラインデリア車のMG、CPを大容量化し長編成用にアレンジしたものです。
奈良線の昇圧直前となる1969年に登場し、1972年までに55両が製造されました。
4連が基本ですが、3連(今は全てワンマンカー)と2連も在籍します。
1978年から冷房化、あわせて1C8M・界磁位相制御(回生制動付)による改造も実施されました。
4連においてはモ8400形Mcはク8350形Tcへ、サ8350形Tはモ8450形Mへ変更となり構成が大きく変わりました。
3連ではモ8400形Mcは残されたものの、機器配置は変更され界磁位相制御となりました。現在2連だけが、抵抗制御のままです。
ここでは1972年の爆破事件被災車であるモ8549(もとク8559)を含む8309FもUPしています。