8000系は1964年に奈良線用の大型車としてデビューしました。900系をベースに作られた1500V昇圧対応車です。1980年までに総勢208両を数えるに至りましたが、1981年から後期車の一部に対し界磁位相制御(回生ブレーキ付き)への転換工事を施工しています。(4連×11=44 3連×6=18)4連については、Mcを電装解除しTcに、Tに制御機器を搭載、Mへ転用の上、Mとペアで1C8M化を行うという大規模なものです。2012年現在、界磁位相制御改造車も廃車が進み4連は6本、3連は2本を残すのみです。