6600系は1200系の南大阪線(狭軌)バージョンとなる界磁チョッパ制御車。
1983年にデビューしました。
ク6700形(Tc)-モ6600形(Mc)の2連で4編成のみ在籍です。
1986年にはVVVFインバータ制御である6400系が登場。
結果、南大阪線の界磁チョッパ制御車は6600系のみとなります。車体は1200系(1207F~)に準じたスチール製。台車はKD-90系。
主電動機は150kWのMB-3287形を装備します。歯車比は6.20。
2001~03年に車体更新工事を施工。内装をシリーズ21に合わせています。
6620系は1993~97年に登場した6400系(6422系)の4連バージョン。アルミ製のインバータ制御車ですから、6600系とは似て非なる系列です。4連×7=28両が製造されました。標準軌線の1026系、1620系に相当します。
6620系はさらに6623系と細かく系列が分かれています。
6620系:1020系の場合、母線を引き通し、パンタグラフを1基としましたが、6620系ではMc車、M車ともパンタグラフを2基装備し、
母線の引き通しを行なっていませんでした。(現在はパンタグラフ1基に)
6623系:1020系と同様、母線を引き通し、パンタグラフを1基としました。