近鉄6000系は、1957年に登場した6800系の出力をP(75→135kw)してT車を連結できるようにした系列です。大阪線でいえば1480系(125kw)に相当します。
1963年にデビューした当初は6900系と呼ばれていました。
Mc+Mc+Tcの3連で登場しましたが。1966年からはMc+M+Tc+Tcの4両編成を組み、1968年にはサ6150形を組み込んだMc+M+T+Tcの4両固定編成も登場しています。
ファンデリア車です。1968年に6020系ラインデリア車が登場するまで35両製造されました。
冷房改造されたのは1978~79年で、1983~87年にかけて車体更新が進められました。1992年から廃車がはじまりましたが、一部が養老線に転属、620系に改造されました。またサ6152.53は600系(サ551形)編入しています。
現在もその大半が養老鉄道で運用されています。