近鉄5800系は、最後の角形近鉄(1980年以降の標準車体)となるアルミ車。
ロングシートをクロスシートに変更できる「L/Cカー」です。
GTO素子のVVVFインバーター制御で、性能面では5211系、1620系、1026系などと変わりありません。
奈良線系統充当車6連×5本(01~05F)は、阪神との相互直通開始後、5820系、9820系、1026系などの6連固定編成車と共通で運用されています。
大阪線系統充当6連×2本(11F・13F)車も5820系と共通運用で、大阪線、山田線で使用され、団体貸切列車等に使用される場合もあります。なお大阪線用のサハ5700にはトイレが設けられ、別形式サ5710形となっています。
4連×1本(12F)については、2610系・2800系改造のL/Cカーなどど共通運用で主に名古屋線急行として使用されます。