23000系「伊勢志摩ライナー」は1994年、志摩スペイン村の開業にあわせ登場しました
レギュラーカー、デラックスカーに加えサロンカーまで備えたリゾート特急です。
普通鋼製の車体ですが、21000系のイメージを受け継いだラウンドフォルムが精悍なイメージを醸し出しています。
インバータ制御(GTO)です。21000系ULがオールMであるのに対し4M2T の構成となっていますが民鉄初となる130km/h運転を開始しました。
なお23000系は2013年の伊勢神宮式年遷宮に向け、リニューアルされています。
「伊勢志摩の太陽」を表現した赤色と「伊勢志摩の陽射し」を表現した「黄色」の2種類に塗装が改められました。
派手な外装とは逆に内装は木目調を活かしたシックなデザインに変更されています。
編成定員は281名(デラックスカー 39名・サロンカー 36名・レギュラーカー206名)から273名に減じています。
レギュラーカーである③号車に喫煙室を設置、定員が56から48へ変更されたためです。
なお、今回の更新では足回りなどの主要機器の変更は行なわれていません。