21020系は、名阪特急アーバンライナー(21000系)の進化型です。
2002年に「アーバンライナーnext」としてデビューしました。
制御方式は抵抗制御からVVVFインバータ制御 (IGBT:1C2M方式)に進化、モータの出力も230kWに増強されました。
オールMである21000系、22000系、23000系と同等の性能を維持するため3M3Tとなっています。
21世紀にふさわしい近鉄特急として「ゆりかご型シート」を導入、アメニティにも配慮された車両です。
新製時より喫煙室が設置され、ここには細長い2枚の窓が付きました。
これは21000系更新車にも引き継がれ、アーバンライナーを特徴付けるデザインとなっています。
現在は80000系「ひのとり」に名阪甲特急の運行を譲り、21000系とともに名阪乙特急を担当します。
「アーバンライナー」と「アーバンライナーplus」は別タイトルでUPしています。