19200系は2022年4月に 京都 - 奈良 - 大阪難波を結ぶ観光特急「あをによし」の専用車両としてデビューしました。
定期運行が終了した12200系を改造したもので、種車は1975年にエリザベス2世や昭和天皇が乗車された12256F(モ12256-サ12156-モ12056-ク12356)です。
改造後は新系列19200系(モ19201-サ19351-モ19251-ク19301)となりました。
紫檀メタリックの塗色をベースに正倉院御物である螺鈿紫檀五絃琵琶をイメージしたラッピングを施し、正面には金色のエンブレムが取り付けられるなど、豪華な雰囲気を醸し出しています。
室内も豪華に変更されており、1・3・4号車はツインシート(2列座席)、2号車はサロンシート(4名用)、4号車にはライブラリーも…。
座席数は合計84席しかありません。特急料金+210円の特別車両料金で採算がとれるのかと思うくらいです。