16010系は1981年に16000系の増備車として、2両編成1本のみ(モ16011-ク16111)が製造されました。12410系の車体がベースになっているので見た目は大きく異なり新系列車となっていますが、主制御器は日立製MMC-HTB-10F、モーターも三菱電機製MB-3082-Aで、いずれも16000系と同じです。マイナーチェンジといっていいでしょう。なお台車はKD-89/Aで、パンタグラフは下枠交差式のPT-48となっています。2001、14年に更新工事、2016年には新塗装に変更されています。