近鉄1430系は1990年7月に登場したVVVFインバータ制御車(GTO)です。
1200番台が日立製なのに対し1400番台は三菱製のインバータ装置(MAP-174-15VD27)を採用しています。
1430系はこれを標準軌全線共通仕様に変更した車両となります。
ただし2022年現在、奈良線系統には配置されていません。
1230系と同様に1435系、1436系、1437系、1440系と細かく分類されます。
1435系(1992年3月 35F):電源がMGからSIVに変更。
1436系(1993年3月 36F):Tc車の台車を1軸1ディスクブレーキのボルスタレス台車に変更。
1437系(1993年9月 39・41~45F):Tc車の台車のディスクブレーキを1軸2ディスクに変更(後に1ディスクに改造)。
1440系(2006年9月 37・38・40F):1437系のワンマン運転対応車