1000系は,1972年に旧型車(2200系)の機器を流用した新造電車として登場しました。
よって当時はツリカケ電車でした。1980、81年に冷房化されました。
1985~91年に新性能車として生まれ変わります。界磁位相制御に加え回生ブレーキまで装備されました。
ただこの際2連だった7本は1810系のT車を電装してモ1050形として組み込むなど大きな変化がみられました。
4連だった01Fはク1101-サ1151を大阪線に転籍させ、代わりにク2546を改番もせず組み込んでいます。
1010系も1000系と同様1972年に旧型車の機器を流用した新造電車として登場しました。
ただこちらは奈良線用の920系としてデビューしています。
1982年冷房化に併せてこちらも高性能化、1987年から89年にかけて名古屋線に転属します。
この際名古屋線仕様とするにあたって1010系と名を改めました。裾を絞ったスタイルにご注目ください。