京成3100形は、1960年から62年にかけて2連×16本=32両が製造されました。
3101 - 3116が1960年製の1次車で、
3121 - 3136が1961~62年製の2次車となります。
2次車では空気バネ台車を採用しましたが、
駆動方式、モーターは3000形と同様、2パターンあります。すなわち、
3109~3116・3129~3136は住金製FS329A/B台車・
WNカルダン駆動・三菱製MB-3028Eモーター、
3101~ 3108・3121~3128は、汽車製KS116A/B台車・
TDカルダン駆動・東洋電機製TDK810/4Fモーター です。、
更新が開始されたのは1980年(3051 - 3052)からで、
4連固定とし、ツートンカラーからファィアーオレンジにモーンアイボリーの帯を巻いた新赤電塗装でお色直ししたのも、3000形と同じパターンです。
冷房化は、1987年から実施されました。同時に行先表示器も設置されています。
1993年からは、車体塗装が現行標準色に変更されました。
しかし早くも1996年で1次車は廃止、千葉急行にリースされた2次車6両のみが残りましたが、これも千葉急行が会社解散した1998年に廃止されています。