3000系は1962年から投入された18m級のオールステンレス車です。
最初は2M2Tの4両編成でPⅢ台車をはいて登場しました。編成ごとに色が違うという大胆なアイデアが取り入れられています。
最終編成となる29Fが登場するのが1988年。事故による補充で新製された3722(2代目)を含めると29年の長きにわたって製造されたことになります。当初は抵抗制御車でしたが、10F以降は界磁チョッパ制御に改められました。クーラーも14Fから取り付けられ、分散式、集約分散式、そして集中式とこちらもバラエティに富んでいます。(初期車は、その後冷改、制御装置も改められています。)
車体も、01.02Fは狭幅車とよばれ大きくイメージが違います。(現在は北陸鉄道で活躍中です。残念ながら井の頭線では撮影できませんでした。)また、20F以降も微妙にスタイルに変化が見られます。
ここでは、京王電鉄に改称される(98年)前の3000系をご覧いただけます。リニューアル車については別途タイトルを挙げてまとめています。