京阪 800系
1997年10月の京都市営地下鉄東西線への直通運転用として導入されました。
地下鉄区間と併用軌道区間を直通するだけでなく、京津線という急勾配路線も走行することから、これら全てに対応する多彩な機能を備えています。
地下鉄東西線内ではATO。京津線内では京阪形ATSを使用します。
先頭車がセミクロスシート、中間車がロングシートとなっている点もユニークです。
制御方式はVVVFインバータ制御(IGBT)東洋電機製。
2ユニットから構成される4両固定のオールM編成で、急勾配区間において1ユニットが故障しても走行可能な性能を確保しています。
パンタグラフは、京阪初のシングルアーム(PT-7201)となりました。、
一方車体はというと普通鋼製です。これは併用軌道区間での自動車などとの接触事故が起こった際に車体の修復を容易にするためです。